展覧会をきっかけに、改めて漫画を読んでみる

東京・文京区の弥生美術館で9月29日から12月24日まで開催された「はいからさんが通る展」に行ってきました。大和和紀作「はいからさんが通る」は、大正時代を舞台に主人公の花村紅緒が繰り広げる恋愛模様を描いた漫画です。展覧会では「はいからさんが通る」のストーリーに沿って原画が展示されていて、漫画になじみがない人でもあらすじがわかるようになっていました。私もなじみがありませんでしたが、改めて原画を見てみると、とにかく面白かったです。シリアスなところがある一方で、現実にはあり得ないようなギャグがところどころに散りばめられていて、テンポよくストーリーが展開する構成になっていました。ものすごく興味を引かれたので、展示を見終わった後に漫画の単行本を買って、一気に読んでしまったくらいです。
ところで「はいからさんが通る」が少女漫画雑誌に連載されていたころ、私は小学校に上がるか上がらないかくらいの年齢でした。少女漫画を読むことはあってもたいてい4コマ漫画で、大和和紀の漫画はどちらかというと「難しい」「ついていけない」といったイメージがありました。
でも改めて漫画を読んでみると、その理由に気付きました。当時の私はまだ幼くて、漫画に描かれている世界観だとか、ラブコメディの面白さを理解できなかったのです。弥生美術館での展覧会は、そうしたことに気付くきっかけを与えてくれました。